国際結婚イエスかノーか?決断するため厳選4つのチェックポイント

International marriage

厚生労働省の
「人口動態統計の年間推計」によると
2015年の日本人の国際結婚は20,976件。

日本全体の婚姻のうち3.3%、
30組に1組が国際結婚という時代になりました。

おめでたい話の一方で、
同年の離婚件数は
日本全体で226,215件。
うち国際結婚の離婚件数は13,675件。

婚姻総数から見ると
国際結婚が全体の3.3%なのに比べ
離婚総数の6%が「国際離婚」となっています。

やはり国際結婚は
破局するリスクが高いのでしょうか?

確かに外国人パートナーとの結婚は
思わぬ行き違いや
ショッキングな発見は付き物です。

が、一方であなたの世界を広げてくれる
すばらしい機会でもあります。

移民大国カナダに約20年在住の筆者も
気難しくも愛情深いパートナーとの暮らしを通して
成長と充実感を感じる毎日です。

日本ではまだまだ
「外国人」「外の人」で、
民間レベルでの国際化は始まったばかりです。

現在離婚率が高いのは
そうした過渡期のせいかもしれません。

しかし何事も先駆者がいるからこそ
その後の発展があります。

これからの離婚率にも
変動があることでしょう。

あなたが成功のケースとなり
日本の国際結婚の未来を切り開く可能性も
大いにあるわけです。

あなたの国際結婚はYesかNoか?

結婚という
一生を左右する決断です。

後悔しないためにも
ここに挙げている4つのポイントをしっかりと考えて、
しあわせな人生を歩んでいただきたいと思います。

目次

1. 国際結婚感覚チェック
2. 国際結婚にたいしての自立度チェック
3.国際結婚にたいしての価値観チェック
4.国際結婚にたいしての結婚観チェック
5. まとめ

1. 国際結婚感覚チェック

1-1. あなたは相手の文化をどれだけ知っている?

国際結婚とは、
背景が大きく違うふたりが
生活を共にしていくことです。

日本人同士の結婚であっても、
さまざまな環境の違いに
ストレスを溜めるのはよくあること。

例えば都会育ちのお嫁さんが
旦那さんの田舎へ行って
そのギャップに驚く、などです。

まして国が違うとなれば
そのストレスはさらに大きくなるはず。

あなたが相手の国に行くならば
どんなことが予想されるか
ある程度知っておくことで
ショックを減らすことができるでしょう。

相手が日本に来るならば、
相手の文化を知ることで

なぜ彼(彼女)がそんな振る舞いをするのか
理解しやすくなります。

理解ができれば
驚いたりイラッとすることも少なくなります。

かのファーストレディー、オバマ夫人が
来日して天皇陛下にご挨拶する際に、
片手で握手をして
非難を受けたことがありました。

日本のしきたりが当たり前のひとにしてみれば、

アメリカでは十分礼儀正しい
「片手を差し出しての握手」が
非常に失礼なことと受け取られたからです。
(天皇陛下は笑顔でいらっしゃいましたが)

オバマ夫人のような教養がある人でさえ
こうした慣習の違いは
うっかりと見逃してしまうもの。

だからこそ、大切なパートナーの文化は
積極的に学びたいものです。

全てのひとに理解を求めるのは
不可能ですが、

少なくともパートナーである
あなたが分かってくれるというのは

彼女、彼にとって
大きな支えになるはずです。

もっと言えば、
十分理解はできなくとも

分かろうとしている努力が見られるだけでも
彼(彼女)の心は
慰められるのではないでしょうか。

5つのチェックポイント:

  1. 言葉
  2. 気候
  3. 国の情勢
    (政治、経済、治安、社会問題など)
  4. 食べ物
    (名物、食べる/食べないものなど)
  5. 慣習
    (宗教、家族観、民間療法、儀式など)

全てを知らなくてもいいので、
自分が興味のある部分から
少しでも調べてみるといいでしょう。

それらを話題に加えることで
会話の幅も広がります。

ひとつの情報だけでなく
いろんな記事を読んだり
複数のトピックを調べることで
全体的な感覚を掴むのもいいですね。

注意点としては
ネットや人の話がそのまま
あなたの彼や彼女に
当てはまるとは限らないことです。

一般知識を参考にしつつも、肝心なのは
彼(彼女)個人のケースがどうなのか
「常に相手に関心を持つこと」です。

1-2. 相手は日本のことをどれだけ知っている?

あなたが努力をすれば
相手の文化をもっと知ることは可能です。
しかし相手はどうでしょうか?

あなたが逆の立場であれば
相手が自分ことをより分かってくれたり

分かろうと努力してくれたら
嬉しいですよね。

自分が相手の文化をどれだけ知っているか?

と同時に

相手が日本のことをどれだけ知っているか?

も考えてみてください。

チェックポイントは
基本的に

「あなたは相手の文化をどれだけ知っている?」

で挙げたことと同じですが、
加えて以下の点を
相手に質問してみると
とても参考になると思います。

  • 日本の何が好きか
  • 日本人の友達はいるか
  • 日本人と結婚した友人はいるか

返事の内容が極端に偏っていたり
友人知人の数が少ない場合は、

日本文化や日本人、国際結婚に対し

「独自のイメージ」

を持っている可能性も高いです。

その場合、実際に結婚生活が始まって
理想化されたイメージと
現実のギャップに
大きく失望されることもあります。

相手の親日度を測る際には
ファンタジーな部分がないかも
要チェックです。

1-3. なぜ国際感覚に注目するか

相手の文化をどれだけ知っているか
というのは、結局

「どれだけ国際感覚があるか」

ということ。

国際感覚というのは
「自分の文化が唯一ではないことに対する自覚」
です。

何事も白黒だけで判断せず
いろんな色があり
あってよいのだと理解した状態です。

海外経験があったり
異文化の友達が周りにいるひとほど
その感覚が発達している
傾向があります。

文化、常識が異なる環境に触れ
自分の基準が
全てのひとに当てはまるわけではないと
身を持って学ぶからです。

逆にこれがないと、異文化に接したとき
その違いに柔軟に対応できず
自分に自信を無くしてしまったり
相手を責めてしまったりします。

日本人同士でも
常識の違いを感じることは
よくあります。
国際結婚とはその強化版。

だからこそ、
あなたとパートナーのどちらか
理想を言えば両方に
国際感覚が多少なりともあれば、
結婚生活はよりスムーズになるでしょう。

2.国際結婚にたいしての自立度チェック

日本人であろうがなかろうが
結婚とは大人ふたりのコミットメント(誓約)です。

個人として、カップルとして
社会的に自立できることが前提。
あなたと彼女(彼)の場合はどうでしょうか。

国民性が違うと
自己評価の基準も違ってきますから、
文化の違いを念頭に置きながら
ぜひ次の3点を考えてみてください。

2-1. 経済力

あなたとパートナーはそれぞれ
現在どうやって
生活を立てていますか。

その収入は結婚しても
継続して得られますか。

言葉の問題や
社会構造の違いも考慮に入れて
現実的に考えましょう。

結婚に掛かる費用
家庭を築いていく費用
お互いの家族と関わっていく費用などを
あなたとパートナーは考えていますか。

結婚したなら、どうやって
お金の管理をすると思いますか。

金銭感覚は近いと感じますか。
パートナーの国の経済状況や
その国のヒーロー像も参考に。

筆者の経験談をひとつお話します。
ある東南アジアの国の若い女性たちは
昔から日本に出稼ぎに行ったり
日本から来る男性をもてなしたりして
結婚まで至るケースもあります。

10年ほど前になりますが
その国のひとたちが集まった
とあるパーティーで
その話になりました。

「日本人がお金で女性を買い漁っている」

というイメージを持っていた私は
どうしようかと焦ったのですが、
様子を見ていて驚きました。

そこには
20代から40代くらいの男性が
大勢集まっていたのですが、

彼らが満面の笑みをたたえ
日本人であるわたしに向かって
くったくなく言うのです。

「若くてきれいで
日本人の旦那を捕まえた子達は
本国じゃスーパーヒロインだよ!」

日本人に対するあてつけどころか
彼女らの成功話と
日本の裕福さ(当時)を
心の底から讃えていました。

ということは、
日本人と結婚した女の子たちは
本国では周囲からもてはやされる
人気者なのでしょう。

日本人に限らず
この国の女性たちは積極的に
欧米人とも結婚を望むようです。

わたしの住むカナダでも
彼女たちと白人男性のカップルを
よく見かけます。

そして結婚した後は
本国の家族への支援を
当然のごとく求めてくるようです。

彼らの国全体、文化全体が
それを普通としている節は
確かにあります。

このように
日本の社会で言う「経済力」を超えて
世界規模で考えてみることも大切です。

ほかにも、
どこへ行っても需要がある
スキルと人柄を持っているかどうか。

意外と思われるかもしれませんが

  • フレンドリーさ
  • 注意深さ
  • 勤勉さ
  • 忍耐力

といった人柄や精神力
および体力が、
どこへ行っても生き抜くために
とても重要になってきます。

タフさ、とも言えますね。

知識と職務経験も
あればなおいいのは確か。

しかし勝手の違う異国で
それが思ったように
評価されるとは限りません。

そういうときに
「どんな状況でも稼ぐ」
という強い体と心がないと
自信とやる気を無くしてしまいます。

一方で、
ときには外国人パートナーの態度が
図々しいと映ることもあるかもしれません。

しかしそれを

「タフさ、たのもしさ」

と思えば
強みと考えることができます。

今ある財産だけでなく

「お金を生み出していく力」

という意味での経済力を持っているか
ふたりの資質を考えてみることも
必要ではないでしょうか。

2-2. 決断力

結婚を考えているのは、
自分でそうしたいからですか。

それとも彼女(彼)が
結婚したいと言うからですか。

あるいは、
ほかの誰かに勧められたからですか。

あなたはリーダータイプですか。
決断力があると言われますか。

あなたはみんなと一緒に仕事したい
共同作業タイプですか。
それとも自分の役割に集中したい
分担作業タイプですか。

彼女(彼)の国で一般的なのは
お見合い結婚、
それとも恋愛結婚ですか。

2-3. 実行力

ひとに言われなくても
家事や家の補修をよくやりますか。

マメだと言われますか。

目標を持ったら
それをやり遂げるほうですか。

仕事でなくても
プライベートでもいろいろと
予定があって忙しいですか。

彼(彼女)とふたりで何かを決定し
やり遂げた経験がありますか。

そのときリーダーシップを取ったのは
どちらでしたか。
あなたはどんな気持ちでしたか。

2-4. なぜ自立度に注目するか

結婚すれば
財産管理や子育て
親の面倒を見るなど
共同作業でやっていくことになります。

その際には必ず
「意思決定」「計画」「実行」
プロセスがあります。

夫婦間でよくあるのが

  • 意思決定に参加しないくせに文句は言う
  • 計画性がない
  • 言ったことをやってくれない(実行しない)

といった不満。

夫婦に限らず職場や友人関係でも

常に受け身で
自分から何も提案しない

とか

口ばっかりで
ちっとも行動を起こさない人

とは、なかなか
楽しく生産的な関係を作るのは難しいもの。

それが夫婦ならば関係にヒビが入り
いずれ離婚ということにもなり兼ねません。

一方で、亭主関白の夫が決定権をもち
妻が実務を進めるというような
リーダーと実践部隊の関係で
上手く行くカップルもあります。

経済力にしろリーダーシップにしろ
一概に二人共が
対等に持つのがよい
というわけでもありません。

大切なのはそのカップルの間で
お互いが求める役割に
「どちらもが納得」しており
「それがうまく機能する」ことなのです。

頼られることが
あなたの励みになるならば、

あなたに甘え
頼り切るパートナーが
実は最もふさわしいのかもしれません。

その際には
相手をしっかりと養っていけるだけの
経済力や行動力が自分にあるかどうか
やっていく気持ちがあるかどうかを
考えるのがよいでしょう。

一方で相手も仕事をして経済力を持ち
あなたとより対等な環境を
望むかもしれません。

その場合には個々の自立・自由度と
カップルとしての共同作業を
バランスを取りながら
やっていく必要があります。

二人ともそれぞれに自立か、
二人がセットになっての自立か。

どちらがいいということではなく、
まずは自分の自立心、依存心の
バランスを把握し、
相手のバランスにも注目してください。

それから
二人の関係性が見えてくると思います。

また、
国際結婚ならではのケースとしては
親や仲人が決めた相手を
無条件で受け入れるのが普通の文化で育った
パートナーとの結婚があります。

彼や彼女たちの
伝統的な結婚取り決めの背景には
扶養(養う、養われる)が暗黙の了解だったり
重婚や浮気が当たり前の場合もあります。

あなたのパートナーが
そうした文化の方ならば

  • 家のことを文句ひとつ言わずやってくれる
  • 年老いた親の世話をかいがいしくやってくれる
  • 日本人なら在りえないほど尽くしてもらえる

といった
嬉しいことが起こるかもしれませんが、
一方で

  • 本国にも夫または妻、子供がいた
  • パートナーの親族一同の面倒まで見る羽目になった
  • 全く悪びれもせず浮気を繰り返す

といった問題に
発展することもあります。

人間性の問題というより
そのひとの文化では
それが当たり前のこともあるので

結婚前に
ぜひとも知っておきたい一面です。

また、二人のどちらにも
「経済力」「決断力」「行動力」
がない場合は要注意。

個人としてもカップルとしても自立できず、
いろんな意味で波乱が予想されます。

文句を言うだけでなく
行動する力をが養うことが
お互い必要になりそうです。

3.国際結婚にたいしての価値観チェック

結婚において
二人の価値観が一致しているかどうかは
非常に大切です。

ここではその価値観を
「欲しいもの」
「恐れているもの、痛み」
二つの面から考えてみます。

なぜならひとは
「欲望を満たすため」
「痛みから逃れるため」
行動を起こすものだからです。

配偶者の行動は
あなたにも大きな影響を及ぼします。

それをある程度予測できるよう
相手の欲望と恐怖を
できるだけ理解しておきたいもの。

また、あなた自身についても
どんなことでやる気と行動力が起こるか

この機会に
ぜひ再確認しておきましょう。

3-1. 欲しいもの

あなたとパートナーの欲望は
どこにあるでしょうか。
強く求めているのは何でしょうか。

4つのチェックポイント:

  1. ずっと続けていること
  2. 口癖
  3. お金を払うもの

例えばあなたの彼女が
いつもきちんとお化粧して
服も毎回違うものを着ています。

おそらく彼女にとって外観
もっと言えば

「美しくあること」
「ひとによく見られること」

はとても大切なのでしょう。

その彼女が
あなたの服装や髪型に
よくコメントするとしたら

彼女にとって
自分のパートナーの見た目も
とても大切なのかもしれません。

安くて可愛い服をたくさん持って
毎回違う格好をしたいのか
ブランドや品質にこだわるのか

といった点でも
相手の価値観が見えてきます。

彼氏が休みになるたび
どこかへ行きたいと言うならば、

冒険好きなのか
現状に不満があり
それを変えたい欲求が強い
ということかもしれません。

また、お金やお酒、異性など
本当はものすごく欲しいけど
ひとには言いたくないことも
もしかしたらあるかもしれません。

あなたが一番知りたいのは
そういう「隠れた願望」です。

ものすごくやさしい人の
隠れた欲望が

  • セクシャルなものだったり
  • 認められたい(承認)欲求だったり
  • 支配欲、あるいはお金

ということもあります。

人間は何かが満たされる期待があるから
他人に惹かれるもの。
それはごく自然なことです。

自分が相手に惹かれるのは
どんな欲求が満たされそうだと
思うからでしょうか。

相手が自分に気があるのは
どんな欲求が満たされたいと
思っているからでしょうか。

3-2. 恐れているもの・痛み

何としても欲しいものがあると同時に
ひとには恐れているもの
何とか避けたい痛みがあります。

それは多くの場合
欲しいものの裏面だったりします。
痛みを取り除いてくれそうなものを
強く求めるわけです。

3つのチェックポイント:

  1. 口癖
  2. お金を払うもの
  3. 腹を立てること・キレること

再度やさしいひとの例を取ると
彼(彼女)はもしかしたら
善行をしなければ地獄に落ちる
と教えられて育ったかもしれません。

日本人には理解しがたいかもしれませんが、
キリスト教の世界観は
現代でも意外と根深いものです。

罪を犯すことに対する
無意識の恐怖があったりします。

ひとに貢献することで
周囲からよい評判をもらい
自分は罪を犯していないという
安心を得たいわけです。

あるいは
結婚して日本へと移住することで

本国から抜け出したい
という人もいるかもしれません。

彼女(彼)にとっては本国は
何らかの理由で
非常につらい場所なのかもしれません。

英語教師など、日本では
それなりにチヤホヤされる立場なのに
本国に戻れば
何の就職の宛てもないひともいます。

本人に実力があるかどうか以前に
「戻ってもいい仕事にはつけない」
という思い込みと
恐れがあるかもしれません。

では、

  • あなたの恐怖はなんでしょうか。
  • どんな不安がありますか?
  • どんなことに腹が立ちますか?

怒りは恐れ、悲しみが
かたちを変えたものです。

例えば言葉の問題もあり
パートナーが
あなたの言うことを理解しない。

にも関わらず、
オッケー、オッケーと言って
済まそうとします。

それをされると
あなたはイラッとしてしまう。

なぜでしょうか。

なぜならば、
あなたは人に理解されたいし
認められたいのです。

それを
分かっていないのに
分かったふうな態度で
軽くあしらわれると、
とても傷つくのです。

国際結婚の最大の難関は
言葉のカベと言ってもいいかもしれません。

コミュニケーションの最も重要なツールである
言葉が不自由であるために、
ときにどうしようもなく
孤独に感じることもあり得ます。

相手の行動が
どうしてそうなるのか知りたいのに
言葉の問題で
詳細はいつもナゾのまま。

ミステリアスなところが魅力なら
それもいいですが、

あなたがパートナーと
深く理解し合いたいのであれば、

分かってもらえない痛みが
あなたを苦しめるかもしれません。

あなたの結婚相手が
その恐怖を癒してくれるのか
それとも逆に
掻き立てることになるのか。

心の奥底で
あなたが恐れていることは何か
考えてみてください。

3-3. なぜ価値観に注目するか

こんなふうに書くと、
言葉が不自由なら国際結婚に希望はない
というように聞こえるかもしれません。

しかし、そういうことではないのです。

考えてもみてください。
日本人同士でも
コミュニケーションとは難しいもの。

日本語にまったく問題はないのに
あなたとは分かり合えない
と感じるひともいたりします。

本当に大切なのは
情報が「正しく」共有されることよりも

心が通じ合うこと

です。

人間は社会性動物ですので
本能的に集団へ属すること、
仲間を持つことを望みます。

それが
「分かって欲しい、認めて欲しい」
という欲求です。

言い換えれば、
どんなひとでも分かって欲しい
受け入れて欲しいものなのです。

これが欲求であり
社会に拒絶されることが恐怖です。

結婚相手ならば
なおさら受け入れて欲しいと思うのは
当然ですよね。

この根本を押さえた上で
あなたとパートナーの欲望や
痛みを観察してみてください。

お金を始めとした物欲も、
その根底にあるのは
「社会のスタンダードから排除されたくない」
という気持ちです。

お金や高級品、権威などで
ひとの注目を集めれば
社会のなかでの自分の位置が
より安定したものになるから。

そうすれば
無視される、切り捨てられる
という恐怖が
軽減されるのです。

それぞれの価値観は
結局のところ

「受け入れ」を与えてくれ
「捨てられる恐怖」を取り除くのに
役に立つと本人が思うもの

なのです。

お金や物質に価値を置くひとは
お金や物をたくさん持てば
社会に受け入れられ
捨てられる危険がなくなると思います。

家庭に価値を置くひとは
しっかりとした家庭を作れば
居場所が確保できて
排除されることはないと感じます。

自由に価値を置くひとは
自分の自由を守れば

他にコントロールされ
自分の存在を
無視されることがなくなると考えます。

異性にモテることに価値を置く人は
異性の注目を集めれば、

仕事の業績に価値を置くひとは
業績を出し評価を高めれば、

受け入れられているという
安心を感じるのです。

頼るものが違うだけで
根本はみな同じことです。

その頼るものが
夫婦の間でいちじるしく異なるより
できるだけ近いほうが
共同生活がしていきやすい。

価値観を重視するのは
そうした理由からです。

4.国際結婚にたいしての結婚観チェック

4-1. 結婚で得たいもの・メリット

あなたが結婚で得たいものは
何でしょうか。

  • 若くて美人なパートナー?
  • 子供?
  • 既婚者という社会的な安定感?

親の面倒を見てくれるひと
老後の面倒を見てくれるひと
といった現実的な思いも
無いとは言えないかもしれません。

これら全てに共通しているのは

「安定」

ではありませんか。

刺激と快楽が欲しいだけなら
恋愛で十分なはず。

それが結婚を望むということは
家庭という「巣」を持ちたい
ということです。

では、単なる結婚ではなく
国際結婚ならではのメリットは
なんでしょうか。

ハーフの子供?
日本人ならあり得ない愛情表現?
周囲の憧れのまなざし?

海外での生活や
外国語習得の機会なども
パートナーが外国人だからこそ
ぐっと身近なものになりそうです。

あなたはそうした

「国際結婚をすることで手に入るもの」

が欲しいから
国際結婚をするのでしょうか。

それとも、
好きになったひとが
たまたま外国人だったのでしょうか。

あるいは
あなたが望む環境に適応してくれる
日本人のお相手がなかなか見つからず
海外に出会いを求めたのでしょうか。

いろいろなケースがあると思いますが
「自分はなぜそのパートナーと結婚したいのか」
を今一度クリアにしてみましょう。

「結婚したい理由」
「そのひとがいい理由」
両方を考えてみてください。

それらが一般的に
良いか悪いかではなく、

「あなたが納得いく理由であるか」

これが一番大切だと思います。

4-2. 結婚で失うもの・デメリット

結婚で得られるものもありますが
失うものもあります。
それは何でしょうか。

独り身の気楽さ?
金銭的な余裕?

結婚すればそれまでのように
仕事や遊びで
無茶もできなくなるかもしれません。

生活を共にするパートナーができれば
自分のやり方にケチをつけられたり
避難されるリスクも出てきます。

また、それまで親と住んでいたが
結婚で家を出るような場合、

長年慣れ親しんだ生活や
親のそばにいる安心感などを
失うことにもなります。

結婚で「安定」を得る代わり
無くすものは「自由」。

そして
家族に対する「責任」が増えます。

では、それに加えて
国際結婚だからこそのデメリットは
なんでしょうか。

代表的なものは

  • 周囲の偏見
  • 余剰な手続きや世話、仕事
  • 帰郷の費用と不便さ

でしょう。

まず周囲の偏見。
一般的に結婚すれば
「落ち着いた」と言われたりしますが

国際結婚だと
逆に色眼鏡で見られたりすることが
まだまだあるようです。

結婚がポジティブというより
「どうなることだか」
「変わった相手と結婚して」
とネガティブに見られる。

日本のみならず、
パートナーの国ではタブーである
異教徒との結婚として、
相手の家族から
辛い仕打ちを受ける場合もあります。

次に、余剰な手続きや世話、仕事。
誰の世話かといえば
外国人のパートナーの世話です。

相手が日本に来る場合、
言葉が不自由だったり
周りに親兄弟がいない相手を
あなたがフォローしなくてはいけません。

さまざまな書類を書くにしても
問い合わせをするにしても
日本語や習慣がよく分からない彼(彼女)に代わって
全部あなたがやることになります。

家族や友人と会う機会があれば
言葉の分からないパートナーのために
あなたが通訳をします。

日本人と結婚するのと違い、
大きな子供を連れて歩くようなもの。
あなたがやらなければならない仕事は
確実に増えます。

あなたが相手の国へ行くなら
すでにネイティブ並みでない限り
語学の習得は必須でしょう。

そして慣れない環境へ
適応しなければなりません。

気候や風習
銀行や役所の社会システム
相手の家族との付き合いから
買い物の仕方、家電製品の使い方など

細々としたことまで
いろいろあります。

日本での結婚でも起こることですが
外国での生活には
さらに努力が要るでしょう。

最後に、帰郷の費用と不便さ。

帰郷するのに
相手の国へ行くにしても
海外から日本へ来るにしても
たくさんの費用がかかります。

何かあっても
すぐに飛行機のチケットが
取れるとも限らず、

親の死に目に会うことも
できないかもしれません。

夫婦どちらかの親族
もしくは両方との
密な交流も難しいものです。

海外に住む以上
これらは避けられないこと。
始めからこのデメリットは
覚悟をしておいてください。

4-3. なぜ結婚観に注目するか

このように考えてみると
あなたは結婚そのものがしたいのか
国際結婚がしたいのか

もっとよく分かってきたのでは
ないでしょうか。

また、
自分が結婚に何を求めているのかも
見えてきたと思います。

あなたのパートナーとなら
求めるものは手に入りそうですか。

ここで自分の結婚観を把握することで
結婚生活への期待、
あなたの目指したいゴールが
より明確になってくると思います。

一方で、
結婚はひとつの契約ですが
欲しいものが必ずしも手に入る
契約ではありません。

あなたが結婚に
何を望んでいるかを認めつつも、
もしそれが思うように叶わなくても
なんとかやって行こうと思える
柔軟性も大切かと思います。

結婚そのものが
オドロキと発見の連続になります。

その上に
更なるオドロキが予想される
国際結婚なのですから。

自分の結婚観、
パートナーの結婚観を知るとともに
あまりにそれに固執して
二人の関係を豊かにすることが
疎かにならないようにしたいものです。

5. まとめ

国際結婚を考える上で
二つの側面があることに
お気づきいただけたかと思います。

ひとつは
「結婚そのものについて」

もうひとつは
「国際結婚について」

外国人のパートナーとの結婚は
その両方を考えるのが大切。

「結婚したいから」だけでも
「外国人だから」だけでも
国際結婚はすべきではありません。

「結婚したい」うえに
「そのパートナーが外国人である」
場合に、国際結婚が成り立ちます。

この理解のうえに、

  • 国際感覚
  • 自立と依存のバランス
  • 価値観
  • 結婚観

の4つのエリアを
よく考えてみましょう。

お互いに異文化を認め合える
国際感覚があるほうがいいです。

自分と相手の経済力や
リーダシップ、行動力など
タイプと役割を知ることで

一緒に家庭を作っていけるかどうか
見通しが立ちます。

お互いが価値を置いているものは
何でしょうか。
それが近いほうが
行動を共にしやすくなります。

そして、結婚に何を求めるか。
デメリットを受けて立つ覚悟もあるか。

希望と覚悟があれば
苦難も乗り越えていけます。

結婚、それも文化の違うパートナーとの
生活を考えている今があなたにとって
自分を深く見つめるよい機会です。

何事にも保証はありませんが、
今の自分にしっかりと問いかけをし
本心からの答えを見つけましょう。

そうした過程を経て選ぶ国際結婚なら

あなたにとって
きっと意義あるものになるはずです。

反対に結婚を思いとどまったなら
次に決心するときは
はるかに覚悟ができているでしょう。

結婚は大変ですが
とても価値のある人生のイベント。

よく考えた上でご縁があったなら
柔軟さとタフさで
楽しんでいかれることを願っています。

 

 











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