浮気を生み出す男女の心理メカニズムと恋愛心理学とは?

恋愛心理学

私の先輩に、
狂ったように夜遊びを
繰り返していた人がいました。

しかしあるとき、
一人の女性と出会って、
猛アプローチの末
お付き合いがはじまり、
そして結婚。

逆に、ほとんど外に
出てこなくなりました。

あるとき会って話すと、
「(今の生活に)なんの不満もない」
とホクホク顔で言っていました。

その先輩は離婚歴があり、
一度結婚生活に失敗して、
今に至っていました。

本当に理想の奥さんに
出会ったんだなあ。
良かったなあ。と思いました。

しかしまたあるとき、
男同士で飲む機会があったときに

既婚者同士が日頃言えない
本音を語り合って盛り上がっていました。

その先輩は、
「一生浮気しないなんて無理だね」
と言い、他の既婚者も
当然のように同意していました。

仲の良い両親のもとに生まれ育った
純朴な私の心は、大いに動揺しました。

相反する本音と建て前が
当たり前のように
共存するこの世の中。

なぜ、浮気は起こるのか?

恋愛に関する男女の心理メカニズムと
浮気の恋愛心理について解説していきます。

目次

1「男の本能だからしょうがない」のか?
2 女性の恋愛心理
3 不倫は文化の本当の意味
4 そんな中でいかに恋愛するか?
5:まとめ

1:「男の本能だからしょうがない」のか?

浮気した時に男が
よく使う言い訳として、

「これは本能だからしょうがない。
『種の保存』の本能があるから、
男は、できるだけ
タネをばらまこうとするものだ」

というのがあります。
これに対して、

「本能と言いつつ、
ゴムをつけてるじゃないか!
おかしいだろ!」

とタレントの光浦靖子さんが言って、
女性から喝采を浴びたそうです。

この言い訳についてですが、

セックスが気持ち良くなかったら、
しかも強烈に気持ち良くなかったら、
人間は簡単に滅びます。

種の保存のために、
神の計らいとしか言い様がなく
セックスが気持ち良いという
機能が備わっているのです。

したがって、
「強烈に気持ち良いからしょうがない」
と言えばより真実に近いわけです。

ゴムをつけてもつけなくても
どっちにしろ強烈に気持ち良いので。

しかし、それをそのまま言ったら
なんの言い訳にもなってないし、
頭がおかしいと思われるでしょう(笑)

もっともらしい言葉を使って
なんとか正当化しようと
しているだけです。

人間には「自由意志」
というものがあり、
本能のままに生きている
動物とは違います。

どんなことも、
最後に「する」
と決めたのは自分です。

ゴムをつけるということも、
人間の自由意志で
選択しているのです。

「しょうがない」
と、自分が決めたこと以外の
何かのせいにすることは
自己正当化のための嘘です。

もっとも、この手の嘘は
世の中に死ぬほどはびこっています。

この件だけ槍玉にあげて
男性を責めるのも可哀想でしょう。

「浮気心が起きるのはしょうがない。
しかし、それを実行に移すのは
しょうがなくない」

が結論です。

浮気心が起きることを
重々自覚した上で、

  • 「奥さんを悲しませたくないからしない」
  • 「家庭が一番大事だからしない」

という人たちもいます。

2:女性の恋愛心理

2-1:なぜ女性はセックスしてから惚れるのか?

女性はセックスすると
その相手に惚れると
よく言われます。

自分がセックスした相手は、
良い男でなければならない。

セックスして良かったんだ、
と思いたい。

セックスに及んだことを
正当化したい。

つまらない男に体を許したとは
決して思いたくないのです。

するとどうなるか?
「この男は良い男である」
という前提に基づいて
すべての行動を解釈し、

それに見合う情報を
キャッチするようになります。

逆に、それを否定する情報は
自動的に脳が無視します。

これがセックスしたあと惚れる
メカニズムです。

固定された結論が先にあって
それに見合う情報しか
受け付けなくなる脳の癖を
「認知的不協和」といいます。

昔からあることわざ、
「あばたもえくぼ」
とはよく言ったものですね。

(あばたとは顔にできる「できもの」のこと。
普通に見たら醜いはずのあばたも
好きになったらチャームポイント
に見えるということわざです)

これの恐ろしいところは、
浮気相手とセックスすると、
その相手に対してこれが起こります。

すると、自分のパートナーの
嫌なところがやたら目につく
ようになるのです。

もともと浮気するくらいなので、
パートナーに何らかの不満が
あったわけですが、
それが一気に加速します。

この現象は女性によく
起こると言われています。

色々な要因があると思われますが、
「認知的不協和」
の観点から見ると、
女性のほうがセックスに
「罪悪感」を感じるからです。

セックスを正当化する
必要にかられるのです。

2-2:セックスは罪なのか?

ではなぜ性に罪悪感を感じるかというと、
女性の性欲を否定する西洋的な
価値観の名残が現代のスタンダードに
なっているからです。

生まれたときから
どっぷり浸かっていると
疑問を覚えないかもしれませんが、
これは一種の作られた価値観なのです。

かつての西洋社会では、
例えば女性が
オナニーをしようものなら、
「病気」とみなされました。

そして「治療」として
女性器の一部を灼き落とされる
という恐ろしい時代が
何百年も続いていたのです。

今ではそんな過激なことはありませんが、
根本的な価値観は変わっていません。

性を恥ずかしいものとする
価値観です。

日本では、昔は違いました。

よく知られる話ですが、
江戸時代は街中の銭湯も
混浴が普通でした。

それが「普通」だったのです。

春画なども、実にオープンに
セックスが描写されています。

江戸時代はフリーセックス時代、
とも言われます。

戦前までは、地方の農村に行けば、
乱婚の文化もありました。

みんなでお面を被って
誰彼かまわずセックスする
お祭りがありました。

しかしこれらは戦後、
「野蛮な風習」
として取り締まられます。

現場で生きる人々にとっては、
過酷な環境の中で子孫を残し、
コミュニティが繁栄するための
合理的なシステムだったのですが、

これも、西洋的な価値観として
野蛮だというわけです。

しかしこれは、
本当に野蛮なのでしょうか。

3:不倫は文化の本当の意味

3-1:本当は「乱婚」

そもそも人間の本来の性のあり方は、
「乱婚」であると、最近の研究で
わかってきています。

人間に最も近いといわれる
チンパンジーとボノボは乱婚です。

乱婚というのは耳慣れない
言葉かもしれませんが、

集団内のオスとメスが
共に複数の関係を持つ
システムのことです。

ここで、
「言ってはいけない(著 橘玲)」
という本から引用したいと思います。

ヒトの本性が乱婚だという
極めて説得力のある
証拠のひとつが、
男性器の構造だ。

人のペニスは乱婚の
チンパンジーやボノボより
長く、太く、先端に
エラがついている。

これまでの通説では、
ペニスがこのような
特徴的な形状になった理由を
うまく説明できなかった。

だが、ヒトのペニスの機能は
簡単な実験で明らかになった。

ペニスと同じ形のものを
ゴムの管の中で激しく動かすと、
管の中に真空状態が生じ、
内部の液体が吸い出されるのだ。

男性のペニスと性行動は、
その特徴的なかたちと
ピストン運動によって、

膣内に溜まっていた
他の男の精液を除去し、

その空隙(くうげき)
に自分の精子を放出して
真っ先に子宮に到達できるよう
最適化されているのだ。

出典先:「言ってはいけない(著 橘玲)」

いかがでしょうか。

他の動物と違う、独特のペニスの形の理由を
これほど的確に説明したものを
私は他に知りません。

3-2:合理的な一夫多妻制

ご存知のように、
世界には一夫多妻制の国も
たくさんあります。

日本でも昔は一夫多妻の
システムはありました。

例えば戦国時代の武将です。

武将は男子を残さなければ
後継者がいなくなります。

すると後継者が争いが起こり、
内部分裂が発生、
国力が弱まります。

そうなれば、外敵に
対する力が弱まって、
全体が滅ぼされてしまう
可能性が高まります。

主君に男子が生まれるかどうかが
周りにとっても命がけなのです。

なので、側室(第2、第3夫人)
を持つのです。

有名な「大奥」などは、
将軍一人のために
何百人もの女性が集められています。

万が一にも後継者が
生まれなければ、
国全体が大変なことに
なってしまうからです。

つまり、一夫多妻のほうが
社会にとって
合理的だったのです。

もちろん、権力者の
性欲を満たすためでも
あったでしょうが…

そして、まだまだ世界は広いです。

生まれた子供の親を認知せず、
「みんなの子供」
として社会共同体の全体で育てる
というコミュニティも存在します。

3-3:刷り込まれた文化

現代社会では、生まれた時から、
各メディアによって、
今の価値観を強く深く刷り込まれます。

一人の女性、一人の男性を愛することが
正しいことであるとして、
ドラマや映画ではそれを
美しいストーリーとして描きます。

2016年はワイドショー、
週刊誌、スポーツ新聞
などで、不倫の話題が
やかましく取り扱われました。

浮気や不倫をした有名人は、
これでもかというほど
徹底的にバッシングされます。

不倫・浮気=ゲス

という価値観が強く強く
浸透しています。

何が言いたいかというと、
現代の日本に生きている人にとっては、
今の価値観が正しいと
思ってしまいがちですが、

それはただ、社会のあり方によって
移り変わる価値観であって、
現代という時間の日本という場所で
そう信じられているだけ、
ということです。

つまり、人間の本性はずっと変わらず、
社会の文化によってそれが奨励されたり、
「不倫」になったりするわけです。

もう一度立ちもどりますが、
それが当然なのではなく、
数ある価値観の中の一つが
幅を利かせているに過ぎないのです。

しかし、ここで強調しておきたいのは、
「だから浮気してもいいんだ」
と結論したいのではないということです。

浮気・不倫=ゲス
という価値観が
「実際に強く存在している」
ということです。

人間の本来の姿と、
実際に強く存在している文化が
相反するために、
不倫が生まれるのです。

4:そんな中でいかに恋愛するか?

4-1:彼氏がいる場合でも告白して良い?

実際問題として、
彼氏がいる女性を好きになったら、
どういう態度をとれば
良いのでしょうか?

この疑問に答えるのに
ぴったりの記事がありますので、
少し長いですが
そのまま引用します。

「ガンガン行くのは禁物だが、
恋心を明かすのはOK」

好きになった女性には
すでに付き合っている彼氏が……。
でも彼女のことを諦めきれない。

そんなときに自分の思いを
伝えても良いものなのか。

精神科医のゆうきゆう氏
はこう答える。

「彼がいることは知っている」
という前提で伝えると良いでしょう。

ですので、
早急にお付き合いを
迫るのではなく、

「例えあなたがほかの人を好きでも、
あなたを大切に思う男が
ここにもいることを伝えたい」

そんなニュアンスで伝えるのが
ベストではないでしょうか。

彼女に彼がいない場合に比べて、
より情熱的に、かつ謙虚に伝えるのが、
女性から好感を持たれやすく
オススメです。

相手が彼アリ・ナシ、
どちらの場合も
知っておいてほしいのが、

告白のときに
「相手の名前を呼ぶ」
ということ。

名前を呼ぶだけで、
相手の「聞く」モードが
変わって心に届きやすくなりますよ。

また、
20~29歳の未婚女性200人
を対象に行ったアンケートでは、

Q:彼氏がいる期間中に
ほかの男性から告白された
ことはありますか?

はい  38%
いいえ 62%

(はいと回答した76人に)

Q:その告白にOKしたことはありますか?

OKしたことはない 65.8%

そのときは断ったが、
後々彼氏と別れてから
告白してきた彼と
付き合ったことがある 13.2%

それまで付き合っていた彼氏と
別れてOKしたことがある 10.5%

彼氏と別れないままOKして、
同時に付き合ったことがある 10.5%

という結果が出ています。

引用元:「CIRCUS 2011年8月号」

いかがでしょうか?

彼氏がいようが、
好きなものは好きなので
正直に伝えるのは
男らしい態度だといえます。

しかしこれは、
未婚の彼氏持ち女性の話です。

結婚している女性と
不倫関係になると、
泥沼の裁判沙汰になる
ケースが多く報告されています。

もちろんオススメする
ことなどできません。

しかし、あなたの人生ですから
いばらの道を選ぶのも、
あなたの自由です。

全ての責任を引き受ける
覚悟があるのなら…

4-2:「どこからが浮気」論争と新人類

長いこと物議を醸し続けている
「どこからが浮気」論争。

考え方は人それぞれで
結論は出ませんが、

一緒に出かけたら時点から
浮気という人が多いようです。

また、とあるアンケートでは、
セックスをしたら浮気だと考える人が
「98%」となっていました。

当たり前だろ、
と思ってしまいますが、

逆に考えると、
「セックスしても浮気にならない」
と思っている人が2%いるということです。

価値観は本当に様々です。

世の中には、
「私好きな人ができたの」
とストレートに夫に明かし、

夫が海外に出かけている間に
泊まりに行くことまで告げ、

さらには、夫婦の営みの最中に
お互いがお互いの好きな人の
ことについて相談するという
謎の夫婦が存在します。

そんなやりとりを赤裸々に
ブログに綴っています。

多くのファンを集めているのは、
潜在的にみんな思ってることを
体現してくれているからでしょう。

「子宮委員長はる」さんのブログ

5:まとめ

この世の中は矛盾で
満ちあふれています。

これはどうしようもない現実です。

矛盾を矛盾として受け入れた先に、
強い生き方があると思います。

結局全てはあなたの自由意志に
委ねられており、
どんな人生を選択することも可能です。

あなたの選択に
幸あらんことを祈りつつ、
この記事を締めくくります。

コメントを書いてお友達と情報を共有しましょう!